お参り日記〜tocomama情報局〜

神社仏閣を巡って御朱印をいただく日々 美味しいお店も♪

「富岡八幡宮」と深川めしの老舗「深川宿」

東京十社のひとつ、東京江東区富岡八幡宮

寛永4年(1627年)、当時永代島と呼ばれていた小島に創建されました。

江戸時代より徳川家の手厚い保護を受け、「深川の八幡様」として

今も昔もかわらぬ人々の信仰をあつめる「江戸最大の八幡様」です。

 

大鳥居をくぐると左手には近代日本地図の祖、伊能忠敬銅像

日本測量の旅に出る際には、必ずこの富岡八幡宮で旅の安全祈願をしていたと言います。

 

ひろびろとした境内は深川の人々の憩いの場になっています。

手水舎は人が近づくと自動的に水が出る仕組み。すごいですね。

 

さて、いよいよ社殿へ。

関東大震災東京大空襲で2度の焼失に見舞われました。

東京大空襲の8日後に昭和天皇がおいでになり、

空襲のありさまをご覧になり終戦の決意をされたと伝えられています。

社殿の2階部分には「萬世泰平」の文字が掲げられています。

これは昭和天皇

「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ 

       もって萬世の泰平を開かんと欲す」

のお言葉由来のもの。

この社殿には平和の祈りが込められているのです。

 

次に御神輿。

左側が一の宮神輿。

重さ豪華さ、日本一だそうです!

300人とか400人で担ぐそうです。

 

あまりにも重い為、少し小さい二の宮神輿が作られました。

それでも豪華!

普段はガラスの扉越しにしか見られませんが、

この日は特別に開けて見せてくださいました。

ありがとうございます!

 

さて、参拝の後、是非ご覧いただきたいのは「横綱力士碑」。

富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地。

境内では大相撲が開催され、今の日本相撲協会の大相撲へとつながっています。

 

横綱力士碑の横の石碑には歴代の横綱の名前がずらり。

横綱になると必ず富岡八幡宮へ参拝し土俵入りを披露され、

自分でその名を石碑に刻むのが習わしとなっています。

 

こちらはちょっと変わった願掛けの石、「願掛け八角十二支」の石碑。

・金運、恋愛運、健康運、仕事運などのお願い事に合わせて両手で石を触ります。

お願い事はひとりひとつ。お持ち帰りができるミニ版もあります。

面白いですね。

東京十社巡りの御朱印

東京十社巡りのミニ絵馬

可愛い縁結びのおみくじや干支の鈴守りも人気です。

そのほか、境内右奥へと進むと末社があります。

池に鯉、朱色の橋がかかり藤棚や桜など季節の花々も楽しめる

憩いのスポットにもなっていますので、おすすめです。

 

さて、参拝の後は境内にあるお食事処へ。

深川めしの老舗「深川宿」さんにお邪魔しました。

下町情緒漂うこじんまりとした店内。

琴の音色が響き、老舗の雰囲気たっぷりです。

深川めし」をいただくのは初めてだったので、

2種類の「深川めし」を味わえる欲張りなセット

「辰巳好み」をお願いしました。

真ん中が味噌仕立ての”ぶっかけ”

左側が”炊き込み”

どちらもあさりがたっぷり!

この深川のすぐそばが海だった頃、

大工さんや漁師さんが採れたてのあさりを使って

手早くささっと作れる”漁師めし”を食べていたのが「深川めし」のルーツ。

”ぶっかけ”は味噌のしっかりした味つけにあさりの出汁が相まって

とても美味しかったです!

”炊き込み”は少し上品なあっさりとした味わいで

お腹いっぱいでもどんどん食べられちゃいます!

デザートの”くずきり”ももちもちしていておいしかったー!

お持ち帰り用のお弁当も。

家族のために買って帰りました。

お店のご主人にもとてもよくしていただきました。

ご馳走様でした!

富岡八幡宮「深川宿」いかがでしたか?

コロナがおさまって、早く祭りの賑わいがこの深川に

戻ってくると良いですね。

 

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