お参り日記〜tocomama情報局〜

神社仏閣を巡って御朱印をいただく日々 美味しいお店も♪

善光寺「前立本尊」御開帳 日帰り旅!

※2022年6月時点の情報です。最新の情報はHPなどでご確認ください!

七年に一度!善光寺御開帳

新型コロナの影響で1年延期されていた善光寺前立本尊御開帳」

分散参拝のため、期間を6月29日まで延長されました。

 

御開帳終了まであと1週間というところで、「行こう!」と決意!

友人と日帰り善光寺ツアーを決行しました。

東京駅。8時36分発の北陸新幹線「かがやき」に乗り込みます。

東京駅で買った話題の「東京れんがパン」をいただきながら

善光寺での行動パターンを友人とあれこれシミュレーション。

1時間半で長野駅に到着です。

長野駅善光寺口へ。

土、日はシャトルバスも出ているようですが、平日だったので路線バスで。

このバスはPASMOSuicaが使えないと聞いていたので、

小銭を用意していきました。(こういう情報、意外と大事ですね)

運賃は「善光寺大門」まで190円でした。

 

バスを降りると門前町

最初に見えてくるのは「仁王門」かなり大きい門です。

二体の仁王像はかなりの迫力!

製作したのは高村光雲と、その弟子の米原雲海との合作。

仁王門をくぐり仲見世通り。

かなり混雑が始まっています。

大きな「山門」です。

善光寺御開帳」の文字の上に「善光寺」の額。

この文字の中に5羽の鳩が隠れています。

”隠れミッキー”ならぬ”隠れ鳩”

どれだかわかりますか?

上に登ることもできますが、まずは本堂へ!

本堂が見えてきました。

その前には御開帳のシンボル「回向柱」

これにまず触れることが第一の目的です。

「回向柱」は長野県松代市から奉納され、本堂の「前立本尊」から”善の綱”によって

つながっています。

この「回向柱」に触れることは「前立本尊」の触れることと同じ

ご利益と功徳を得られるとされています。

「回向柱」に触れる前にはしっかり手指の消毒。

そして、この「回向柱」自体にも光触媒コーティングが施されています。

 

「回向柱」に触れる列は、誘導により流れがはやく、

スムーズに触れる事ができました。

「右手で触るとよいですよー!」と、誘導の方が言ってました。

ここまでは順調に進んできました。

次は本堂にていよいよ「前立本尊」の拝観です。

境内4つの参拝券が付いた参拝共通券(1200円)でまずは本堂へ。

60分待ちでした。週末などピーク時は120分待ちもあるようです。

本堂ではちょうど法要も行われており、鐘の音が響いたりして

厳かな雰囲気。そしていよいよ「前立本尊」の前に。

 

この「前立本尊」とは。

パンフレットからの引用です。

善光寺のご本尊「一光三尊阿弥陀如来」は絶対秘仏

誰もそのお姿を見ることはできません。

善光寺の一番くらいの高いご住職様でさえ、見ることができません。

そんなご本尊の御身代わりとして鎌倉時代に作られたのが「前立本尊」。

こちらも普段は御宝庫に安置されており、拝観できませんが

七年に一度だけ人々がそのお姿を拝むことができるのです。

「前立本尊」は御本尊と同じ姿をしていると言われています。

御本尊を誰も見ていないので、今後もそれを確かめることは叶いません。

逆にそこに神秘を感じますね。

無事、「前立本尊」が参拝できました。

(本堂内は撮影絶対禁止です!)

これで極楽往生できそうです。

 

次に本堂の戒壇巡り。

本堂の真下を通る真っ暗な通路へと降りていき、一寸も見えない暗闇の中

(今は足元にほんのすこし灯が置かれています)、壁伝いに進み、途中の「極楽の錠前」を探ります。この錠前は御本尊と結ばれており、触れる事で直接ご縁を結べると言われています。

私も前の人の気配を探りながら、時々前の人にぶつかったり、後ろの人からぶつかられたりしながら、なんだかちょっとアトラクションのような感じで進み

無事、錠前を探り当てることができました。

 

「前立本尊」の参拝が叶い、あとはゆっくり善光寺を見て回りました。

「山門」に登ると、本堂や境内、反対側は信濃の山々に門前町が一望の下。

良い景色でした。

登る階段はかなり急ですので、足の悪い方やご年配の方は

かなりきびしいです。

 

「経蔵」

1759年建立。中には八角の輪蔵【りんぞう】があり、その中には全てのお経を網羅した一切経が収められています。輪蔵は元来、経典を収める書庫ですが、腕木がついており、これを押し回すことで、中の総ての経典を読むことと同じ功徳を得るといわれています。重要文化財としては珍しく、参拝者にこの輪蔵を回していただくことが可能です。

こちらも体験できる”重要文化財”。ちょっと楽しいです。

 

「経蔵」の前には、石でできた「経蔵塔」

円盤形の石をぐるぐる回すと、中のお経をすべて読んだことと同じと

されています。

 

「日本忠霊殿」

戊辰【ぼしん】戦争〜第二次世界大戦で戦死された方々の供養塔。

史料館が併設されています。

 

さて、もうひとつのお目当ては授与品。

御朱印はいただくのに60分ほど並びました。

(書置きなら並ばずにいただけます)

 

「御開帳限定本堂御朱印

帳面書きで「前立本尊御開帳」の印が押されています。

 

「御開帳特別御朱印

豪華!こちらは書置き。

 

「御開帳記念色紙」

 御開帳を記念した特別な色紙。(封筒付き)

ひときわ豪華!

 

「回向柱守」

御開帳のシンボル「回向柱」を家にも建てることができる!

小、中、大、特大があります。こちらは小(高さ27㎝)

 

他にもいろいろ見たいところはありましたが、さすがにもうクタクタ。

お昼になりましたので、お食事処へ。

 

お邪魔したのは門前街から一筋入った住宅街に佇む

「鳥蔵別邸 東屋」

江戸時代に建てられた風情ある建物と和の庭園。

中もレトロで、素敵です!

迷路のような廊下を進み個室へ。

御開帳の期間だけいただける「御開帳限定御膳」。

信州の食材を生かした会席料理。

メインは信州プレミアム和牛サーロインステーキ!

繊細で見た目にも美しいお料理の数々に舌鼓。

デザートはお店自慢の”バスクチーズケーキ”とほうじ茶アイス。

個室でゆっくりと参拝の疲れを癒すことができました。

また訪れたい素敵なお店でした!

 

「鳥蔵別邸 東屋 お昼の御開帳限定御膳4000円(税抜き)」

※提供期間などはHPでご確認ください。

 

帰りはバスに乗らず門前街をブラブラ歩いて長野駅へ。

スタバも素敵。

善光寺参拝の時間が17時までで、門前街のお店もそれに合わせて

ほとんどが17時閉店!

なんとか老舗の「竹風堂」の名物”栗かのこ”は買えました。

他にもゆっくりお土産を見ようと思っていましたが、時間切れ。。。

お蕎麦も食べたかったー。

 

善光寺御開帳日帰り旅」

着物で行けたのも有意義でした。暑かったけど。。。

 

次は6年後になるんでしょうか。

(御開帳は数えで7年に1度)

次は宿坊に泊まるなどして、家族でゆっくりと訪れたいです。

 

この様子はYouTube【tocomama情報局】でも配信しています。

こちらも是非ご覧ください。

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